
【石垣島の台湾人入植者が開拓した嵩田集落——戦後80年のあゆみ】
石垣島の台湾系住民は、台湾が日本に統治されていた戦前に入植するものの、戦後「外国人」とされてしまった。彼らが開拓した石垣島嵩田(たけだ)集落における波乱の人生と、苦心の末に築いた現在の集落の姿を写真と文章で記録した。
嵩田集落は「日本のパイナップル栽培発祥の地」として知られ、戦前に台湾人入植者が持ち込んだパイナップルの経緯にもふれる。松田良孝氏の特別寄稿を掲載。
2025年6月1日発売
B5変型・上製・ハードカバー・クロス装 180ページ
ISBN978-4-9913387-1-7 C0072
著者:西野嘉憲